社員の想い #05

ラッピングサービスは、
商品をただきれいに包むだけではないということ。

配送センターでは1年に約5,000件にも及ぶラッピングサービスのご要望をお客様よりいただいています。
中でも毎年、12月が多く、クリスマスやお歳暮でご利用される方が大勢いらっしゃいます。

以前は他の部署がこのラッピングサービスを行なっていたのですが、当時は包装紙にのし紙が貼られた簡易的なものでした。あくまで、贈り物としての形が整っていればいい、というものであったことは否めません。

でも、それではそれをいただいた方の気持ちはどうなのでしょうか?そして、山忠の商品を贈り物として選んでいただいた、その方の気持ちはどうなのでしょうか?
配送センターの部署で請け負うようになって、ラッピングの仕方など試行錯誤を繰り返してきましたが、約10年前から代表者数名が東京のラッピング協会で行なわれているラッピング講習会を受け、プレゼント発送業務に役立てています。

このラッピング講習会は基礎コースが2日間あり、「ギフトラッピングコーディネーター」の資格が取得できますが、私はさらに上のレベルの応用コースにも参加させていただき、基本ラッピングにアレンジを加えたテクニックも習得しました。

ラッピングはお客様により良いものをお届けするために、ただきれいに包んで終わりというわけではありません。お客様はその商品を誰かにプレゼントするために、このラッピングサービスをご利用されているのだから、お客様も、プレゼントをいただいた方も「このラッピングきれい!」「このラッピングすてき!」そう思っていただけるように作らなければなりません。

配送センター内のラッピングエリア。様々な包装資材が揃う。

ラッピングサービスも限られた時間の中で行なっているわけですが、このお客様への想いと時間のバランスはいつも難しいと感じる一方、大変やりがいを感じています。

お客様がどんな思いで贈り、贈られたか、
具体的にイメージすることが大切。

山忠では、利用されるお客様のラッピングに対するイメージの違いを避けるため、ご注文者様にはどのようにラッピングしたかがわかるように、写真と包装担当者の氏名を添えてお送りさせていただいています。
※写真サービスは中身が見えづらい箱物だけ。袋を使用したラッピングに写真サービスはありません。